ダウンアップ奏法
ドラムを初めて3年ばかりたった。
初心者から独学でスタートして2年、行き詰ったことからレッスンに通うようになった。そこで、様々な技術を教えていただいた。
今回は、脱・初心者にむけたドラムの奏法「ダウンアップ」について整理したい。
一番叩く頻度が高いハイハットだが、当初は力いっぱい同じ音量で叩いていた。
体力だけは自信のある私も、170BPMを超える曲だと、腱鞘炎になるかと思うことがあった。当たり前である。良いハイハット(ドラム)の叩き方は、音の強弱をつけることにある。その方法がダウンアップ奏法である。
ダウンアップ奏法とはハイハット打ち方を
ダウン:スティックのはらでシンバルの端を打ち付ける。
アップ:ダウンの反動を利用して、スティックのカップでシンバルの真ん中を叩く。
を繰り返す奏法である。音の強弱的にダウン(強)アップ(弱)になる。
この方法だとダウンの反動を利用しているため2打を1セットと捉えることができ、普通に叩く場合の2分の一の運動量で済む。また、音の強弱をつけることができ、締まった演奏になる。
疲れないのに、メリハリある音になる。2度おいしい奏法である。
②スネアドラム
8打するようなフィルインがあった場合、全て同じ音量で叩くのではなく、拍頭と最後を強調するように叩くと強弱をつけ、カッコよく演奏できる。
下の譜面の「>」マークが強く叩く場所。このように叩くことで、抑揚をつけることができる。